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管理人:上月
愛知県にてひっそり生息中。日常についてだらだら語ってみたり、時々マニアックになってみたり、それから真面目に働いてますよ?
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浅く狭く一部ディープな日常
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 「どうせ生中継を見るなら一緒にみようか」と趣味友リリコ(仮名)が言い出したのが12月のNHK終了後。
 うんまあ私は全然構わないというか、むしろ一人で見るより賑やかでいいんだけど、実際トリノオリンピックのときはリリコ(仮名)の家におじゃましたしね、でもあなた妊娠5ヶ月でしょ?

 …という私の疑問をものともせず、千葉から愛知くんだりまではるばるやってきたリリコ(仮名)と一緒に、3日間フィギュアスケート世界選手権をテレビ&ネット観戦しました。仕事も休みを取ったぜイエー!

 女子の真央ちゃん優勝で盛り上がり、ダンスのイザベル&オリビエの優勝でさらに盛り上がり、迎えた最終競技は男子シングルフリー。前日のショートプログラムがなかなか良い出来だったので期待していたのですが。
 …うん、最終グループに入るまでは全体的に良い出来でしたよ。バンデルペレンの3-3-3とか久しぶりに凄いもの見た!って盛り上がったし、後半2回転倒したとはいえ3アクセル2回成功させたりして予想以上の成長をみせてくれた小塚とか、4回転と3アクセル2回を入れてきたヴォロノフとか、アボットのさすがアイスダンス出身と思わせるワルツの表現っぷりとか、地元スウェーデンの頑張りとか。

 それなのに、最終グループは何がどうなってしまったの…

 まず最初の滑走者、ベルネル。
 最初の4回転は手を着いたもののまあ…という感じ。しかしその後が、いつもは簡単に飛べている3回転ジャンプが全く決まらず。…コンビネーションジャンプ一つも無かったよね?
 去年の東京での世界選手権の印象が鮮烈だったせいで、余計に切なかった…。

 次はウィアー。4回転にも挑戦したけど、調子悪そうな中それなりに纏めてきたように見えたけれども、技術点が妙に低い。
 ・最初の4回転がDG(3回転判定)になった
 ・3アクセルを一回しか跳んでいない
 ・コンビネーションジャンプが2回しか無かった?
 この辺りが原因か?とリリコ(仮名)とヒソヒソ確認。4回転の失敗はともかく、ジャンプの構成を根本的に間違えている気がする。以前もジャンプを一つ少ないプログラムを滑っていたことがあるし…。

 そして高橋。
 ショートで1つジャンプミス、フリーで3つの大きなミス(4回転とトリプルアクセル失敗、そしてコンビネーションジャンプの跳びすぎによる要素ノーカウント!トリノオリンピックと同じ!)では、いくら今季高い評価を受けていても、表彰台は乗れません…。
 コンビネーションジャンプの跳びすぎによるノーカウントは、みんな大抵一度はやらかす失敗とはいえ、ジャンプのミス→取り戻そうとして更なるミス、というのはやはり頂けないです。

 盛り下がった気分でランビエール。
 去年に引き続きフラメンコのプログラム。素敵なプログラム…だったはずなんだけれども、何だか精彩を欠いていて、それに何より高橋の出来の悪さに衝撃を請けていたせいで、正直印象に残っていないです。ごめんよランビエール…。ジャンプのミスが多かったというだけではなくて、スピン、ステップもいつもの迫力が無かったです。
 
 で、ジュベール。
 「ほかの選手の内容によっては、4回転を3回入れる」と言っていたそうですが、この出来ではそんなに入れなくても勝てるよね…とハイレベルな構成は望めなくなり、気分はさらに盛り下がり。
 とはいえ「4回転と3アクセル1回ずつ」、しかも「コンビネーションジャンプ2回(しかもひとつは2アクセル+1トゥループ)」ってのはさすがにどうよ…?去年の世界選手権でも似たような演技内容だったけれども、今回は非常に不満。というか疑問。
・昨年はSPでだいぶリードしていたから無理をする必要が無かった。
・次に滑るの、SP1位のバトルだよ…?4点以上ビハインドだし。
 滑り終わった後のガッツポーズとリンクへのキスに「???」でした。勝つための安全策は全然オッケーなんだけれど、計算間違ってないか?欧州選手権の病気での不調からの復活という意味ではすばらしかったけれど、あの喜び方は優勝を確信した喜び方に見えたんですが…さすがに読みが甘くないか?しかも今回が初優勝かかっているってわけでもないのに??

 「4回点無くてもいいから、完璧な演技で優勝してしまえ!」とジュベールの演技にちょっと怒りながら迎えた、最終滑走者バトル。「でももし失敗するなら、高橋の下になるくらいの出来で…」とちょっと思ってしまってすみません。ほんとごめんなさい。

 完璧な演技を最後に見せてくれて本当にありがとう…!

 バトルのこの演技が無かったら、このモヤモヤした気分をどうしたらよかったのか分からなかったですよ。4回転無しで世界チャンピオンでも全く問題なし!確かに男子シングルでは4回転は有ったほうがいいけれど、私としては
  4回転(単独)と3アクセル(単独)=3アクセルのコンビ、3アクセル(単独)
 くらいの難易度じゃないかと思っているので、今回の結果は妥当だと思います。というか、ミスの無い演技を見ることができて本当に良かったです…。

 ともあれ、今季もこれで幕を閉じました。いやー、フィギュアスケートって本当に楽しいですねえ。
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 イザベル&オリビエ、世界選手権優勝おめでとう!!!■■■

 深夜2時くらいまで男子のショートプログラムを見た後仮眠を取り、4時半に再び観戦を再開(最終組だけ根性で起きた)。日本国内で生放送が無くとも、ネットで(ほぼ)リアルタイム観戦できるって、良い時代になったなあ…。おかげさまで、イザベル&オリビエが世界選手権での初メダル、しかも金メダルを勝ち取る瞬間をしっかりと見ることが出来ましたよ!本当におめでとう!

 しかしロシアの有力選手が欠場したとはいえ、12月のNHK杯の表彰台メンバーがそのまま世界選手権の表彰台に上ったというのはびっくり。豪華面子だったのねえ。

・イザベル&オリビエのCDの上手さは圧倒的。素人目にもすさまじい。
・でもODは正直プログラムがイマイチだと思う。ここ数年ODプロに当たりが無いような…。
・FDは構成が大幅に変わっていって、次に何をするのか分からなくてドキドキした(笑)
・優勝が決まったときのイザベルの雄たけびと涙!
・私と趣味友リリコ(仮名。妊婦さん)も朝っぱらから雄たけび!
・カナダ組、若いのに恐ろしい…!FDだけなら1位だし。
・ロシアのFD良かった!
・と思ったのに技術点は意外に伸びず。ダンスの採点って難しい…。
・イタリア組、欧州選手権といい、いきなりうまくなっていてびっくりした。
・リード姉弟の評価が急上昇でうれしい。カナダ2組に勝つってすごい。
・イギリスのODは何度見ても素敵。
・ペシャラ&ブルザのOD(以下同文)。
・ベルビン&アゴストは点が伸びず。OD良かったのになあ。
 今日から欧州選手権が始まりましたねー。アイスダンスの優勝争いが楽しみです。
 例年リザルトだけを見て、2ヵ月後に演技を見る、という環境でしたが、昨年からは男女シングルのフリーはスカパーでライブ中継になったし、今年からはネットでほぼ全競技ライブで見られるという素敵な環境になりました。いやっほいー!いやあ、良い時代になったもんだ…。
 グランプリファイナルが終わりました。
 フランスのイザベル&オリビエは総合3位。NHK杯では、カナダの若手カップルにOD、FD両方負けてたので「ファイナルでは表彰台を逃すかも…」と密かに心配していたので(CDではフランス組がダントツの得点で買っていたので、先行逃げ切りできましたが、ファイナにはCD無し。)、とりあえず良かったといったところです。
 今更な感想ですが、NHK杯のフランス組のCDは物凄く良かったんですよ!自分ダンス好きな割りにそれほど上位陣の技術差が分からない素人なのですが、明らかにオリビエの膝下の動きが他の組とは違って見えました。ファンの贔屓目と思われそうですが、日頃はよくミスをやらかす彼らを心配して見ているせいで、むしろ上手に滑っているのがバランスを崩したんじゃないかとドキドキしているくらいなので、贔屓目ではなかったはず…!

 男子と女子シングルは、順位をみて微妙な気分になりました。新採点って、「ミスをしていないほうが負けるのはおかしい」って言い出して誕生した制度ですが、ミスしても結構普通に勝つケースが多い気がする…。もちろん難しいことに挑戦してのミスに対してももそれなりの評価を出すのは必要なんでしょうけれども、うーん。
 あと、加点の基準が良く分からない。ジャンプが綺麗に決まったと言うのは、ランディングが流れることなのか、高さがあることなのか、跳び幅なのか?全部総合的に?スピンの加点はさらによく分からん…。ポジションの難しさとかはレベルに反映されるから、加点には関係ないのかなあ?英文のルールを読む根性がないです、申し訳ない…。
 随分前ですが、GPSフランス大会のことでも。
 何故今更か、というとイザベル&オリビエがGPS初優勝したからというのと(今まで優勝したこと無かったんですよ、ええ…)、NHK杯に出場するので個人的に復習しておこうかなーと思って動画を捌くっていたら、ちょっと語りたくなりまして…。

 とりあえず、以下ISU(国際スケート連盟)のHPでのコメント抜粋。

 今日(11月18日)の競技会はフリーダンスから始まった。フランスのイザベル・デロベル/オリビエ・ショーンフェルダーが優勝した。これはGPSにおける彼らの初の優勝である。(中略)今大会は異なるタイプのプログラムの多い楽しい競技会だった。「The Piano(邦題「ピアノ・レッスン」)」のサウンドトラックで滑ったデロベル&ショーンフェルダーは、喋ることの出来ない女性と平凡な男の恋愛について説明した。ヨーロッパチャンピオンの彼らは、プログラム中の片手のローテーショナルリフト、カーブを描きながらのローテーショナルリフト、ストレートラインリフトに手話の要素を取り入れた。またサーキュラーステップと、離れて滑るミッドラインステップではレベル4の評価を得る複雑なフットワークも見せた。しかしながら、ショーンフェルダーがツイズルでステップアウトした。彼らの得点は94.53で、フリーダンスでの順位は2位だった。総合では194.41ポイントとなり、一位を守った。「GPSでの初優勝です、長い間待ち望んでいました」、ショーンフェルダーは言った。「今日のパフォーマンスには失望してます。技術的に完璧ではなかった。ツイズルでミスをしたし、プログラムにも流れが無かった」

 またやらかしたのかオリビエ…!
 初優勝なのに、コメントが大反省大会になってて切ないですなあ…。イザベルのコメント一切無しってのが妄想を逞しくします(ソルトレークオリンピックODで転倒したオリビエと、採点待ちの間一切視線を合わせなかったのを思い出した・笑)
 来週のNHKではきちんと滑ってくれるのを切に願います。今回フリーで負けたロシアのホフロワ&ノビツキー(彼らもダイナミックで好きだー!)も出場するし、若手とは思えないほど上手なヴァーチュ&モイアも出場するし。オリビエがうっかり躓くと負けるよ?という激戦になると思います。楽しみだけど怖えぇ…。
 
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