フィギュアスケート始まったよ

　まずはペアSPから始まりました。あまりペアは詳しくないのですが、旧採点から比べてペアは見ごたえが増えたなーと思います。
　繋ぎが以前と比べてずいぶん凝って見えます。でありながら、シングルみたいに大技を回避する傾向があるわけでなく、スポーツとして良いんじゃないでしょうか。上位陣になるとスピンのタイミングもちゃんと合っているし。
　アイスダンスファンとしては、ときどき「ペアのほうがユニゾンがダンスらしいのは何でだ」と思います。ときどきですが。平均年齢もペアのほうが上になってきている気がする…。ダンス、若手が出てくるのはいいことなんですけどね。ベテランが怪我が多くなってるのが心配です。

　さて、五輪ですが復帰の中国ペアがSP首位に立ちました。第一滑走が一位！前回のオリンピックの時は怪我の影響で３位。金メダル取ってなかったのが意外でした。すっかり忘れてたよ、前回オリンピックの結果…。
　第２位はドイツペア。以前NHK杯で見たフリーのプログラムも独創的でしたが、今回のSPも独特。いや、メイクだけじゃなくてネ！表現が現代アート的な感じです。
　第３位は川口＆スミルノフ組。オリンピックでのロシアのペア連続優勝記録が続いているから、プレッシャー凄そうだけどがんばれ！ちょっとぎこちない個所もあったけれど、良い出来だったんじゃないかと思います。

　ペアでカナダと言えば、忘れもしないソルトレークオリンピックの審判買収疑惑。しばらく経ってから「買収はなかった」という結論になったものの、世間的にはそんな結論知ったことじゃないだろうなあ。ダンスファンとしては、あの騒動でダンスの金メダルのアニシナ・ペーゼラ組の得点まで疑問視されたのが残念でした。
　知り合いのカナダ人に「オリンピックどうよ？」と聞いたら、「アイスホッケーの金が取れれば後はどうでもいい」という、フィギュアスケートファンの私を全く顧みない回答をしやがりました。付け加えていうことには「カナダ開催だし、また何かやらかすかもねー」って、アナタカナダ人でしょう。いいのか。
　何はともかく、疑惑の採点もなく、皆が良い演技をしてくれるといいなあと思います。できればイザベル&オリビエの演技が素晴らしいといいなあ…。